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撤退寸前!開業1年目の赤字額は〇〇〇〇万円!赤字の理由は現場と経営者乖離にあった!訪問看護リハビリステーション開業ヒストリー第5弾

※当記事はYouTube動画の文字起こし記事となっております

動画をご覧になりたい方はこちら:https://youtu.be/f5MtAfmtxrw

 

 

前回の記事: https://cluster-medical.co.jp/blog/archives/199

 

【社長】立ち上げの時って当然赤字なんですけど、ちょっとその話をしたいかなと思います。

【鈴木】聞きたくないです(笑)

【社長】経営者だったら、やっぱり預金からお金が出ていくっていうのが非常にキツいのですが、最初のスタートの金額がすごく大きかったですね。訪問看護は2.5人でスタートできるので、大体は最小人数の3人くらいからスタートして営業活動をして徐々に利用者さんを増やしていくという流れなのですが、前に話したようにうちは初月からある程度の人数の目処がたってしまったんですよね。それはもちろんいいことではあったのですが、スタッフに比例した人数分の売り上げが立ち上がっていませんでした。

また、鈴木さんもマネジメントが初めてだったし、訪問看護が初めてのスタッフもいたので、色々なことが手探りでした。書類もそうですし、報告とかも組織として全然ちゃんと成り立っていなかったので、やっぱり効率も悪いし連絡漏れもあったりして、非常に運営の効率が悪かったなって思います。

経営者さんだったらみんな分かると思うのですが、僕の中で一番大きかったのがやっぱり賞与の支払いでした。年間を通したら人件費の中で一番大きい支払いなので。鈴木さんの話にもあったように、賞与とかは経営者と現場で揉めるんですよね。やっぱり売り上げが立ってないから、経営者としては「成果を出してないのになんで賞与を出すんだ!」となってしまうのですが、現場のスタッフさん達はすごい頑張ってるっていう…

そういった経営者と現場の乖離で、閉鎖に至るステーションさんが結構多いということは僕も把握していたので、どのくらいの賞与を払えるかということは鈴木さんと話をしましたね。やっぱり鈴木さんは「こんなに頑張ってるんだから出してくださいよ!」となるのですが、経営者としては「そんな出せねぇよ…」といった感じで、押し問答が結構あったっていうのが印象に残っていますかね。

1年目は大赤字だったので、その時は本当に薬局がなかったらもう倒産してるなって思いました。そのくらいお金が出ていってましたね。銀行が貸してたお金を引き上げててもおかしくないくらいでした(笑)

【鈴木】私は売り上げが5億あると思ってた(当初、売上=利益だと思っていました)ので、なんでこのお金を出してくれないんだろう?と思ってました(笑)

何年目かの経営方針発表会でも、実際はすごい赤字の売り上げを見たスタッフが「そんなに売り上げがあったんだ!」って喜んでましたね(笑)

そのくらい経営者側とスタッフ側で差があって、私はその狭間って感じです。

 

【MC】どのくらいの赤字を計上されたのでしょうか?

【社長】1年目の赤字が約2800万円くらいでした。賞与の時はやっぱり単月ですごい金額が出ていっちゃうので、本当にびっくりしました。1年目の売り上げは6000万円くらいあったので、通常そのくらいの規模のステーションだと黒転してても良かったと思うのですが、多分それ以上にスタッフが多かったので黒転していかなかったですね。

 

【社長】経営者合宿っていう通常は経営者だけが集まって、他の経営者がやっている取り組みを聞いて自分の事業計画を考え直すという合宿があるのですが、幹部にもこの合宿に参加させたいっていう会社も多くて、うちでも薬局の部長と訪問看護の部長の両方に参加してもらいました。鈴木さんは普段は訪問業務に追われていて、数字を見返したりする時間がなかなか取れない中、経営者合宿では自分と向き合う時間をつくる機会になったかと思います。

鈴木さんは「なんで黒字にならないのか分からない」ってずっと言ってたのですが、その合宿中にコンサルタントの方から「圧倒的に売り上げが足りてないからこのままいったらずっと赤字ですよ」って言われて、多分今まで僕以外からそういう数字の指摘をされることがなかったから、その時大きく意識が変わってターニングポイントになったんじゃないかなって思ってます。

経営者合宿について経営者として僕はそう思っていたのですが、鈴木さんはどうですか?

【鈴木】はっきり言って最初の挨拶の時点から、きっと全然意味が分からず落ちこぼれるんだろうなと思ってました。でも少人数のテーブルに分かれていたということもあり、担当の人が分からない部分は教えてくれましたね。そこで色々と教えてもらいながら事業計画書を作ったのですが、目標に到達するのにはどれだけの件数が必要か?今何件足りていないのか?という考え方でやっていて、今までの私の考え方は逆だったのかもって気付かされました。

【社長】売り上げが足りないよって言われた時はどういう気持ちでしたか?僕もずっと言ってたことですけど、多分その時はうるさいなって思ってましたよね?笑

【鈴木】いや、うるさいなとは思ってないですよ!あーまた言われたって感じで…でも結局スタッフのおしりを叩いても、逆にモチベーションが落ちていってる印象がすごい強かったんですよね。

さっきの賞与の話でありましたが、出してもらいたい金額と社長が出せる金額に差があってどこかを削らなきゃいけないってなった時に、やっぱりみんな頑張ってるから自分の分を削るしかなかった時もあって…その時に「なんで私こんなことしてまで働かなきゃいけないんだろう」って思っていました。友達から、中小企業の社長じゃんって言われるくらい朝から晩までずっと仕事をしていたのに売り上げは上がらなくて、もうどうしたらいいんだろうって感じでした。腹が立って辞めたい時と自分が情けなくてやめたい時が本当にずっと続いていましたね。

【社長】自分の頑張りだけじゃ売り上げに直結するものじゃないですよね。

【鈴木】そうですね。うちは最初の立ち上げから他のステーションに比べるとスムーズだったので、最初からスタッフに仕事が行き渡っていて忙しかったというのもあります。

あと、電子カルテとかそういったものが苦手なスタッフがほとんどだったので、1件10分で終わるはずの記録に30分くらいかかってしまったり…ちょっと悪循環に陥ってしまっていました。

 

 

―次回に続く

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