クラスターメディカル薬局部長の吉田裕司です。
この冬はほんと寒かったから、せめて心はあったかくしたいと思って(こう書いてしまうと夏になったらどうなの?と思いつつ)、クラスターメディカルでは、Unipos(ユニポス)を導入しました。
■Uniposってなに?という方のためにちょっとご説明
Uniposというのは、ピアボーナス( Peer(仲間)+ Bonus(報酬)を合わせた造語のようです)という概念のもと、従業員同士が「貢献に対する称賛のメッセージ」と「少額のインセンティブ」を送り合う仕組み――要するに、「ありがとう」をはじめ、「おかげで助かりました」とか「すばらしい!」「がんばって!」とかそういう<気持>とともに少額の報酬を送れるというサービスです。
知名度の高い大企業でもUniposを導入しているところは多く、さまざまな効果が上がっているという報告があります。
たとえば、感謝や称賛の気持が可視化されることで、社内でのコミュニケーションが深まる、スタッフのモチベーションが上がる、社内に活気が生まれるといった効果があり、それが離職率の改善につながることもあるそうです。
■クラスターメディカルで使ってみたらこんな効果が
Uniposの場合、メッセージを送るシステムといっても、機能はシンプルで、「返信」とか「コメント」とかはないので、やりとりに時間をとられて仕事に支障をきたすようなことはありません。思い立った時に、メッセージ+報酬を送るだけと気軽です。
そのため、個人的には、誰かにしてもらったことに対して感謝の言葉を伝える機会が増えたように思います。同時に、ささやかであってもお礼が渡せたという満足感も得られています。
クラスターメディカルがUniposを導入した目的のひとつは、UniposのHPに書かれている「貢献の見える化を行い、心理的安全性の向上や称賛文化の醸成を促し、風通しの良い組織風土をつくる」ということです。
実際に社内で使われるようになると、
「シフトが違うことでなかなか感謝の言葉を伝えられていなかった人にも伝える機会が増えた」
「Uniposでメッセージ+αをもらえることでモチベーションが上がって、働き方も変わってきた」
というような話も耳にするようになったので、効果がありそうだと感じているところです。
管理職的には、最近行けていなかった店舗に関しても、Uniposのメッセージをみることで、スタッフの様子がわかり(○○さんがみんなのフォローをしっかりやってくれてるんだな、とか)、それによって店舗の現況を把握できるようになったのが結構驚きです。
ひとりひとりが気軽に感謝の思いを伝え合うことができる仕組みを取り入れたことが貢献度の可視化につながっているんだと実感しました。
以前のブログにも書いた通り、クラスターメディカルはまだまだ発展途上の会社です。
だからこそ、スタッフが働きやすい環境を積極的に整えていかなければならないと考えています。今回のUnipos導入もその取り組みのひとつといえます。
これからもアンテナを張りめぐらせて、スタッフがやり甲斐をもって働ける職場にするための方策をどんどん取り入れていきたいと思っています。