私は大学の時にがん研究をしていたこともあり、卒業後は病院に就職しました。病院薬剤師の仕事自体にはやり甲斐を感じていましたが、薬剤師としてのステップアップを考える時、常に薬局薬剤師というキャリアを意識していました。そんな中、地域密着の在宅特化薬局を探していてクラスターメディカルという会社を知ったのです。
入社してすぐ感じたのは、想像していた通り病院と薬局の薬剤師業務にはかなり違いがあるということ。特に在宅中心の場合、往診同行や配達などもありますし、病院ではさほど意識することがなかった保険調剤や調剤報酬に関しての知識も重要だとわかりました。大変ですが毎日新しい発見があって、入社から約1年、夢中で仕事に取り組んでいます。
勤務形態での一番の違いは夜勤がないことです。これは想像以上に体力的、精神的にラクになりましたね。また、前職の急性期病院は患者の緊急入院や急変など突発的な対応が必要なため勤務時間が変動することも多かったです。とまと薬局でも緊急対応は行っておりますが、比較すると対応件数も少ないため1日のスケジュールは立てやすいです。
まだまだ学ばなければいけないことが山積みですが、病院薬剤師としてのキャリアも活かしながら薬局薬剤師としてのスキルを上げていければと思っています。