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【薬剤師の往診同行】持っていくと役立つアイテム紹介 その1【松浦No.6】

クラスターメディカル薬剤師の松浦です。今年は花粉症がひどい方が多いようですが私も症状が強くて耳鼻科を受診しました。効果がでるまで2年くらいかかるようですが、舌下免疫療法も始めています。

 

さて今回は、往診同行に持っていくと便利なものについて書いてみようと思います。

クラスターメディカルの薬剤師は施設在宅業務のひとつとして「往診同行」も行っています。「往診同行」は、施設に往診される先生に付いて患者さんの居室を訪問するのですが、いつものお薬の処方だけでなく、診察の結果、その場でお薬が変更になったり、新しいお薬が処方されたりすることもあります。

 

そんな時、先生から「薬変えたいけどどれがいいかな?」とか「こういう症状に対応できるのあるかな」といった質問や相談を受けることも多々。慣れないうちはこれが本当に怖いほどプレッシャーでした(笑)。もちろん2年目になる今でも緊張します。

というわけで、往診同行には必携ともいえる薬剤師お助けアイテムをいくつか紹介してみます。

 

○ヤクチエ添付文書

名称の通り、医薬品添付文書の検索アプリです。最新の添付文書のほか、剤型写真や薬価も収録されています。

担当施設の患者さんに処方されている薬は把握していますが、それでも詳細までは覚えきれないのが正直なところです。往診同行で先生から薬について質問があった時、自分が知っていることに加えてより詳しい情報を提供したいのでスマホで調べることも多いのですが、このアプリを使うと、それぞれの製薬会社のサイトで調べるより早く簡単に、必要な情報が得られます。

成分について以外、たとえば「この軟膏、1本何グラムのがあったっけ?」という時なども便利です。

 

最初のころは、現場で調べていていいのだろうかと不安でしたが、先輩から「先生もわからなくて聞いているのだから、より正確な情報を提供することの方が大切」と教えられて納得。今は「この薬は~~~なのですが、」と話しながら同時に調べて、より詳しく説明したり、先に「調べるのでお待ちください」と伝えて検索をすることもあります。

 

○ヤクチエ早見表

こちらもヤクチエシリーズのアプリです。ステロイド剤の強度一覧や睡眠薬の効果や長さ一覧、降圧剤一覧など、よく使う9種類の早見表が入っています。

私の場合、担当が高齢者施設なので皮膚炎の患者さんもよくいらっしゃるのですが、往診中に先生から「良くなってきてるからステロイド弱くしたいけど、これより一段階弱いのってどれになる?」と聞かれたりすることも多いので、重宝しています。

 

○chatwork

ビジネスチャットツールで、クラスターメディカルではさまざまな場面で利用しています。

往診同行では基本、Do処方でお薬をあらかじめ準備をしておいて、もし変更があったら作り直す方法をとっています。そのため、往診で薬の変更があった時は速やかにchatworkで薬局の事務さんや薬剤師に連絡します。それによって、担当薬剤師は患者さんの前にいながら、薬局で同時進行で薬の用意ができるのです。

またあまりでない薬が処方された時などは、他の店舗にあるのか発注が必要なのかをchatworkで先に確認することもあります。

 

そのほか、往診同行中にスマホで調べられること以上に情報が欲しい時などは、chatworkで店舗に居る薬剤師に頼んで書籍やネットで調べてもらうといった使い方もします。

 

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今回は3つご紹介しましたが、次回も引き続き、往診同行する薬剤師をサポートしてくれるツールについて書く予定です。

 

いよいよ新年度ですね。とまと薬局にも新入社員が加わり、これからがますます楽しみです。

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