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今年も2月になりました~薬剤師国家試験の思い出【松浦No.5】

クラスターメディカル薬剤師の松浦です。

今年も薬剤師国家試験が終わりました。受験されたみなさんいかがだったでしょうか。

私は第107回で受験しました。今回はその時のことを思い出しながら書いてみたいと思います。試験の準備はいつから始めても早すぎることはありません!来年受験される方の参考になればうれしいです。

 

■情報収集は最後の最後まで大切!

みなさんも4年生くらいになると、国家試験について研究室の先輩たちからいろいろ聞かれていると思います。5年生になれば、より綿密なリサーチもされているでしょう。私もほんとうにいろいろ教えてもらいました。

その上で思うのは、「情報収集は最後の最後まで行った方がいい」ということです。

 

たとえば、試験会場について。自分がどこで受験するのかがわかるのは試験が近づいてからになりますが、私の場合、自分が受ける会場がわかってから、その会場で以前受けた人のTwitterをチェックしたことがかなり役に立ちました。やはり会場によっていろいろと差があるので、できるだけ事前に情報を得ておいた方が当日焦ることも少なくなります。

 

■試験会場に持ち込むものでチェックしておいてよかったこと

鉛筆しか使えないということは知っていましたが、一体どのくらい用意すればよいのかは実際に受験した方に聞いて判断しました。

○鉛筆は 科目ごとに1本は必要 鉛筆削りも用意した方がいいです。

私は妹が高校受験で使ったものを10本程度持っていきました。

 

防寒についても、会場によって室温に差があることに加え、教室(監督者)によってひざかけの使用が可能だったり不可だったりするということも事前の情報収集で知りました。

○コロナ対策の換気で教室内が思った以上に寒いこともあります。ひざかけは使えるところとだめなところがあるので、カイロ持参がおすすめ。

 

■試験会場の近くに宿泊したい時はここに注意

自宅や試験会場の場所にもよりますが、薬剤師国家試験は冬なので雪の可能性もあり、そうでなくても交通機関に支障がでることもないとはいえないので、安心のために前日から会場近くに宿泊する方も多いと思います。

わたしも2泊しました。研究室の先輩もだいたい宿泊されていたので、様子は聞いていましたが、予想外だったのが宿泊施設の予約がとりにくかったことです。

 

○なかなか予約できなくても諦めないで!

試験会場がわかった時にすぐ周辺の宿泊施設を予約しようと思ったのですが、とれない!。ネットの宿泊予約サイトでも満室で、電話かけてもダメ。空いているのはすごく高額な部屋しかないという状況でした。

つまりこれは、まだ自分の試験会場がわからないうちから候補会場近くの宿泊施設を掛け持ちで予約している方が多いということです。

早い人だと1年も前から候補会場近くのホテルをいくつも予約しているのだとか。

 

そんなわけで予約ができず、もう前乗りは無理、当日自宅から行くしかないなと覚悟したのですが、先輩が「キャンセル料がかかってくる時期になると急にとれたりするよ」とアドバイスしてくれたので、勉強の合間に随時チェックしていたら、本当に試験の1,2週間前になったら急に空きがでてきたんです!

おかげで無事に宿泊することができました。

というわけで、予約しようと思った時にどこもかも満室だったとしても、諦めずにギリギリまでトライしてみてください。

 

○宿泊する場所の周辺もチェックしておきましょう

予約がとりにくいと、近ければどこでもいいやとなりがちですが、できればきちんと調べておいた方がよいです。私が泊まったホテルは試験会場へのアクセスはよかったのですが、すぐ近くにお寺があってその鐘の音がうるさくてまいりました…

 

また、宿泊場所から会場までの道順は前日にでも歩いてみた方がよいでしょう。自分の足で確かめておくと安心です。同時に、周囲のコンビニや食事処などもチェックを。

ちなみに、私が泊まったホテルはバスルームがとても狭かったので、あらかじめ調べておいた近くの銭湯を利用してリラックス&リフレッシュすることができました。

 

○安眠対策は重要事項

自宅ではないので眠りにくいというのもありますし、やはり試験前は緊張するので寝付きが悪くなることもありがち。安眠&リラックスグッズを持参した方がいいと思います。私はホットアイマスクを持って行って良かったです。ただ私が泊まったホテルは他の部屋の音が聞こえたり、冷蔵庫の音が大きかったりして眠りにくかったのでしっかり遮音できる耳栓も用意しておけばよかったと後悔しました。

また足元が寒いと眠りにくいので安眠靴下なんかもいいですね。

 

■試験会場で気になったことあれこれ

受験番号のこともあり、基本同じ大学の人と同じ教室になることが多いです。これは周りに顔見知りの人がいることで学校の試験のような雰囲気もあってありがたかったです。といっても、普段の試験よりはずっと緊張しましたが。

 

ただ、休憩時間に答え合わせをしている人の話し声を聞いてしまって、それが自分の解答と違ったので、失敗した!?とか思って焦りました。実際は私の解答が正解だったんですが、その時は丁寧に調べてる余裕もなくて。

なにかと気にしやすい人は、試験会場内ではそういうことに気を取られないように注意した方がよいかもしれません。

 

焦るといえば、過去問もしっかりやったからほぼ大丈夫だろうと思って試験に臨んだのに、実際にはまったく見たことがない問題もあって、これにも少し焦りました。

冷静に考えれば、毎年新しい問題がでてくるのが当然ですし、たとえ太刀打ちできないような難しい問題があったとしても、それは他の人にとっても同じである可能性が高いですよね。でも現場で遭遇するとやはり焦ります。

そんな時は、今までちゃんと勉強してきたんだから大丈夫!と自分に言い聞かせて乗り越えてください。

 

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2023年の薬剤師国家試験受験生もそうですが、コロナ禍になってからは勉強するにもいろいろと不便なだけでなく、試験の時に感染してしまうと翌年の再受験になるなど、たいへんでした。

その分、試験が終わった後の開放感も格別だと思います。

楽しい春にしてください!

 

そして、2024年に受験される方は、今から準備を始めても早すぎることはありません。試験勉強の合間に、さまざまな情報収集を始めることをおすすめします。

 

立春が過ぎたとはいえまだまだ寒い日も多いので、みなさまどうぞ体調にお気をつけてお過ごしください。

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