とまと訪問看護リハビリステーションの武井です。
1月ももうすぐ終わる頃になってしまいましたが、まずはあけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回は昨年末からの続き、訪問リハビリの「初回訪問」についての3回目です。
1回目、2回目では、「初回訪問」の大切さや利用者さんとのコミュニケーションについて書いてきましたが、今回は初回訪問にまつわる事務的なことについて書いてみます。
■初回訪問は書類仕事の大変さも覚悟すべし
訪問リハビリには、報告書などの書類仕事もつきものですが、初回訪問時にはこれがどっと一度に押し寄せます。
まずは「初回訪問計画書」。
このブログを読んでくださっている方は理学療法士や訪問リハビリに興味がある方だと思うので詳細については説明しませんが、大切なことは理学療法士が「こうしていきたい」という計画ではなく、利用者さんの「こうなりたい」という希望をしっかりくみとって、利用者さん主体の計画にしていくことだと思っています。
実際に現場では、理学療法士としての知識と経験を駆使して方向性を考え、「今、こういうことで困ってらっしゃるようなので、それを解決していくために、こういうふうにやっていきますね」と利用者さんに丁寧に説明しましょう。そうすることが利用者さんの安心につながります。
また、前回書いたように「リハビリを頼んで来てもらったのに、今日はなにもしてもらえないの?」と内心思われている利用者さんに、訪問リハビリは現状の確認と方向性の決定からスタートするということを理解してもらうためにも役立ちます。
計画書には利用者さんの同意のサインが必要ですが、利用者さんにきちんと理解してもらった上でサインをいただくことが訪問リハビリの大切な一歩だと考えます。
■訪問リハビリ初回訪問後の書類作成はできるだけ迅速に
初回訪問が終わったらすぐに初回訪問報告書の作成にとりかかり、できる限り早く主治医とケアマネージャーさんに提出しましょう。できれば翌日に出すのがベストです。
仕事が混んでいてたいへんな時もありますが、私自身もとにかく早めの作成・提出を心がけています。後回しにするとろくなことがないというか、訪問スパンが短い利用者さんだとすぐに2回目の訪問日がやってくるので、いくら遅くても1週間以内の提出が基本と考えましょう。
初回訪問報告書のほか毎月の計画書と報告書もありますし、そのほかにも、
・看護記録Ⅱの作成
・服薬状況
・看護記録Ⅰとして、生活状態などの初期情報を記入
・その他、家屋評価報告書や自主運動メニュー表
など、初回訪問から引き続いてずっと書類仕事があります。
これをどれだけうまくこなしていくかということが訪問リハビリ業務のひとつの課題といっても過言ではないでしょう。
■クラスターメディカルにはモチベーションUP確実の「記録手当」がある!
リハビリ自体は好きだしやる気も満々だけど、どうも書類仕事は… という方もいるかもしれません。でもやらなきゃ仕方ないというか、それも含めて訪問リハビリの仕事です。
効率的かつ正確に書類仕事を行うためには、自分に合った方法をみつけていかなくてはなりません。
クラスターメディカルのとまと訪問看護リハビリステーションには、そんな書類仕事のモチベーションをあげるために役立つシステムがあります。それが「記録手当」です。
書類仕事もお給料に直結するようにという配慮から、日々の記録や毎月の計画書、報告書の1枚ごとに手当がつくんです。
金額自体は大したことないのですが、普通はこういう手当はでませんので、これがあることで結構書類仕事もがんばってやろうかという気持になれます。
ちなみに、初回訪問は大変なので別に手当もつきますよ!
訪問リハビリに興味がある理学療法士さん、とまと訪問看護リハビリステーションで私たちと一緒に働きませんか?
まずは職場見学にきてください。その時に業務内容はもちろん、各種手当についても詳細をご説明します。お待ちしています!