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訪問リハビリの第一関門「初回訪問」成功のコツを伝授 その2【武井№14】

とまと訪問看護リハビリステーションの武井です。

今回のブログも前回に引き続いて、訪問リハビリでとても大切な「初回訪問」についてです。

今回は、2回目からの訪問リハビリにしっかりつなげていくために、初回訪問で「やるべきこと」「やってはいけないこと」について具体的に書いてみます。

 

■初回訪問では「利用者さんが好きなこと」に注目!

以前、「家屋環境評価」のことをこのブログで書きましたが(https://cluster-medical.co.jp/blog/archives/285)(https://cluster-medical.co.jp/blog/archives/288

初回訪問は家屋環境評価の場でもあります。

 

訪問してすぐ、「これはキツイ~!」という段差や環境に気づくこともありますが、とりあえずは、基本の【じろじろみずに、しっかり観察】スタイルで、利用者さんがどのように生活をしているのかを確認していきます。

初対面の利用者さんとお話ししながら、その一方で感覚を研ぎ澄まして周囲を観察するというのは、正直、慣れないうちはかなり難しいでしょう。なんせ初めて会う人ですから話を続けるだけでも気を遣うのが普通です。

でも場数をふんで、初回訪問でこれができるようになってくると、利用者さんに寄り添ったリハビリを行うための大きな力になります。

 

とはいえ、初回訪問時に利用者さんの生活スタイルを全部把握することは不可能です。

そこで、私の秘策をお伝えしましょう!

初回訪問では、【利用者さんが好きなこと】に焦点をあてて観察してみてください。病院ではなく生活の場で、しかも居室であればなにかしら利用者さんの嗜好を知るためのヒントがあるはずです。部屋の中に好きな食べ物や、手作りらしき模型や手芸品、将棋や囲碁のセット、ゴルフクラブなどが置いてあることもありますし、壁に飾られた書の落款をみて利用者さんの作品なんだなとわかったこともあります。

あ、もちろんここでも、さらっと観察ですよ!

 

訪問前にもらっている資料には趣味嗜好までは書かれていないことがほとんどですが、利用者さんの趣味や嗜好がわかれば会話のきっかけにもなりますし、それによって利用者さんの緊張をほぐせるかもしれません。まぁたまに、趣味・嗜好の部分での利用者さんの強烈なこだわりがわかって、しかもそれがリハビリの支障になる場合など、「あー どうしよう」と思うこともあったりしますが(苦笑) それでも、より良い訪問リハビリのためには、利用者さんのいろいろな思いを知ることは大切だと断言できます。

 

■利用者さんに「リハビリしないの?」と思われたら初回訪問は失敗!

訪問リハビリの場合、初回も基本は1人で訪れるので、訪問先で情報をできるだけ多く得たい、信頼関係を早く築きたいと気持が焦ってしまうこともあります。

でも、その思いがこうじて利用者さんに対してたたみかけるように話してしまったり、事務的になりすぎたりするのは逆効果です。

 

また、利用者さんが困り事を次々に話してこられたり、あるいは「利用者さんが好きなこと」に注目したせいで趣味の話がとまらなくなったりした場合も慣れていないと「時間がなくなる、どうしよう」と困惑してしまいます。

どこかで利用者さんの話を止めてもらう必要がありますが、焦りのあまりいきなり遮ったりするのはNG。あくまで丁寧に、ちょっとした機を見て、話を転換する、話の主導権を自分に戻してもらうように試みましょう。

 

「初回訪問」では全体時間の7~8割は評価の時間といってよいでしょう。「困っていること」「痛みや動きの状態」「家屋状況」など、とにかく多くの事柄を確認していかなければなりません。

でも利用者さんは、リハビリをしてもらうために依頼して理学療法士が訪れたのだから、当然初回からリハビリが行われるものと思っておられます。それどころか、初回から動くようになるとか痛みがおさまるといった「結果」をだしてもらいたいと思ってらっしゃるかもしれません。

そのため、評価をしていると、「今日はなにもしないの?」「リハビリしてくれないの?」と思われることも。

ここをきちんと説明しておかないとクレームになってしまうので、注意が必要です。

 

「訪問リハビリの初回である今日は主にお話をきかせていただきます」と最初にはっきり言っておきましょう!

そして、「現在の状況、たとえば生活の様子や筋肉の状態などを確認しないと有効なリハビリはできないのです」「次回からは今日確認したことを元にリハビリしていきますね!」ということも併せて伝えます。

 

その上で、訪問リハビリとは単に理学療法士が自宅でリハビリを行うという一方的なサービスではなく、「これから一緒にがんばりましょう!」という気持をしっかり伝えて、利用者さんと共有しておくことがなにより大切だと私は思っています。

 

***

訪問リハビリを行う私たちにとって、一番寒さがこたえる時期に突入しています。

今シーズンはこちらではまだ積もるほどの雪は降っていないものの、3年前には訪問中にどんどん積もってきてバイク走行が無理になり、歩いて戻らなければならなくなったことがあるので、いつまた雪が降るかと戦々恐々の毎日です。

 

次回は、訪問リハビリの「初回訪問」に関わる事務的なことやクラスターメディカルならではの手当について書く予定です。乞うご期待!

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