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外の会社で新入社員を経験したからこそわかったことがある【社長No.3】

クラスターメディカル代表の佐藤です。

 

今回のブログは前回に引き続いて、現在のクラスターメディカルができるまでを僕の来歴を中心に書いていきたいと思います。前回(薬剤師という職業も知らなかった僕が今に至るまで【社長№2】

 

前回は子どもの頃から、高校、薬学部時代について書きましたが、今日は薬剤師になってからの話です。仕事について、会社についての熱い思いもでてきますので、前回のブログで僕のちゃらんぽらんな学生時代に呆れた(?)方も、ぜひ続きを読んでみてください。

 

さて、薬学部を卒業し、国試も無事に通った僕は、両親が2002年に創業した調剤薬局の会社を手伝えといわれるのかと思いきや、「まず外で修業を」ということになり、全国規模で店舗展開する中堅どころの会社に就職しました。

 

そしたら新入社員としていきなり兵庫の姫路にある店舗に配属になったんです。総合職で入社したので可能性はあるとは思っていましたが、まさかの関西!生まれてからずっと、大学も神奈川(相模湖なのでほぼ山梨かと思いますが)だったので、1人暮らしするのも初めてでした。

この店にいた2年間にはいろいろなことがありましたが、一番のインパクトは関西弁です。まわりが全員関西弁なんですよ。当たり前だけど。関西弁の中で暮らすのは想像以上のカルチャーショックでしたね。

 

入社時から3年という期限を会社に申告してはいましたが、父に戻ってきてほしいと言われて、関西の後、半年だけ浜松の支店にいて結局2年半で神奈川に戻りました。

 

決して長くはない期間でしたが、外の会社で働いた経験は僕自身の生き方、そしてクラスターメディカルという会社を経営する上でとても役にたっていると思います。

まず、うちの会社で働いてくれる人たちの気持に寄り添える下地ができた。仕事関連のことだけでなく、入社時の漠然とした不安や、人に相談しにくい職場の人間関係の悩み、知らない場所や違う文化の中で生活する不便さなどなど、若くして親の会社に入っていたらおそらく実感できなかったでしょう。

それに、従業員の立場で経営者や上司のふるまいをみてがっかりした経験や、「給料安すぎ!」と腹がたった(笑)ことなども、今に生かされていると思います。

 

 

ところで、僕が就職したのは業界では中堅どころ、店舗数30程度の会社でしたが、ちゃんとした本社があって、ヒト、モノ、カネがきちんと機能してた。そこを見た後に親の会社に戻ってみると、「これじゃダメだ…」という部分が多すぎて、それはもう衝撃といっていいほどだったんです。

お金についてはまだ内情を見られなかったので正確にはわかりませんでしたが、人やモノが圧倒的に足りていない。それは外の組織を経験して会社自体を俯瞰でみられるようになったからわかったことです。

 

現状をなんとかしなければと考える中、僕が代表に就任したのは2015年のことです。その時点で今後は訪問看護というシステムがより重要になってくるだろうと予感していました。それで訪問看護に関わる部門を絶対に作りたいと考えて情報収集を始めたんです。

約1年程度情報収集をして、調剤薬局と訪問看護のシナジー効果でよりクオリティの高いサービスを提供するための「訪問看護リハビリステーション」を立ち上げました。

 

しっかり準備して始めたつもりでしたが、僕自身に経験がないことはもちろん、既存の例も少ない事業ということもあり、これが思った以上にたいへんで…。

薬局だったら自分も薬剤師ですから現場の状況に応じて臨機応変な指揮ができます。でも訪問看護については僕はあくまでもマネジメントする立場であり、現場に入れないというのも難しかった。

結構な規模でスタートしてしまったこともあって、初年度は経営的にも相当厳しい結果になってしまいました。調剤薬局というバックヤードがなければ存続も危なかったかもしれません。

でも翌年、近くにできた介護施設から訪問看護と薬剤師訪問の両方の依頼をいただいたり、訪問件数が増えてきて、軌道にのりました。

一度利用してもらえば調剤薬局と訪問看護のシナジー効果を必ず実感していただけるという手応えを感じたのもこの頃です。

それが、今のクラスターメディカルを創りあげる原動力になっています。

 

というわけで、2回にわたって僕の来歴を書いてきましたが、読んでくださった方にクラスターメディカルという会社により興味をもっていただけたり、ここで一緒に働きたいと思ってもらえるきっかけとなればとてもうれしいです。

次回は、、、まだなにを書くかは決めていませんが、近いうちにupします!

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