クラスターメディカル薬剤師の永井智暁です。
社会人になって2年弱。最近、興味がでてきたのが「美味しい店めぐり」です。もう学生じゃないのだからチェーンの居酒屋とかは卒業して、ちょっといい「行きつけの店」なんか作れたらなぁと思っています。
さて、先回は、私がクラスターメディカルに興味を持ってから入社するまでのことを書きましたが、今回と次回で、入社後1年半を振り返ってみたいと思います。
■2021年4月~9月 時間が経つのが早すぎて、無理~!な日々
この6ヶ月は今振り返ってもあっという間でした。毎日毎日覚えること、やらないといけないことが多すぎてキャパオーバー。家に帰ったらバタンキュー状態で、なにもする気が起こらないし、できなかったです。
クラスターメディカルでは、入社後すぐ独り立ち(施設在宅などを単独で行う)のための準備期間に突入し、同行してくれる先輩の指導のもと、業務を習得していきます。
新卒入社でも半年程度で独り立ちすると聞かされていたのですが、「こんなの本当にひとりでやれるようになるのか?」と自問自答する日々。この期間のプレッシャーたるや相当なものでした。
実は私の場合、8月くらいに、「そろそろ独り立ち大丈夫?」と先輩に聞かれたのですが、「無理だと思います(きっぱり)」と答えて、指導期間を1ヶ月伸ばしてもらいました。晴れて独り立ちになったのは10月からです。
7月、8月から独り立ちになる新入社員もいる中、時間がかかってしまったのは、私が担当していた施設がかなり大規模だったということも理由です。患者さんが多ければ薬の種類も多くなり、覚えることや、業務にかかる時間も比例して多くなるのです。そのため指導期間を長めにとってもらうことができました。
でも今思うと、この期間にもっともっと勉強すればよかった。なんといっても先輩がつきっきりでいてくれるのは貴重です。もちろんその後も困ったことがあればすぐ相談できる体制にはなっていますが、いつも傍にいてどの行程もしっかり見てもらえるのはこの時期だけなんです。だからもっと勉強して、その内容を見てもらいながら助言をもらうようにしていけばよかったと少し後悔しています。
■2021年10月~2022年3月 祝!独り立ち バタバタしつつも不安感は少しずつ減ってくる
独り立ちした当初はそれなりに大変でしたが、なんとか1人で大丈夫かなというラインまできたのが12月くらいでしょうか。1人で訪問しても動じなくなったというか、不安しかなかったのが少し軽くなって、落ち着いてきました。
患者さんとの関わりも、最初の頃は「来てくれてもなにも変わらないし、話すことなんかない」とおっしゃる方もいたけれど、徐々に名前を覚えてもらえるようになってきました。
先に、独り立ちするまでは先輩が傍についていてくれるから安心ということを書きましたが、実は患者さんと話す時は先輩に見られていると妙に緊張してしまうので、むしろひとりで訪問するようになってからの方がラクだということに気がついたのもこの時期です。
新しい年になってからは、施設の医師が変わったり、コロナのクラスターが起きたり、環境の変化や急な対応が必要になることも多く、結構バタバタと3ヶ月が過ぎていった感じです。
この時期の反省点としては、「もっと遊べばよかった」ということでしょうか。
コロナ感染防止のために休みの日もほぼ引きこもりでしたが、この後に強烈な第7波が来たので、少しおさまっていた時期に人と会うなどして適度にリフレッシュしておけばよかったと思いました。
やはり入社後それなりの月日が経ってくると、ガス抜きというか、時々うまく気分転換してリフレッシュしないとキツくなってくるんですね。というわけで、今も良いリフレッシュ方法を探しているところです。
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今回は、私の入社後1年間の様子を振り返ってみました。その時は無我夢中でしたが、今から思うと、「ああすればよかった」ということが結構多いです。
次回は直近の6ヶ月間のことと、大きな転機があったこと、そして今後の展望などについて書いてみたいと思います!