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美容大好き薬剤師が伝授! 使える紫外線対策【清水No.7】

クラスターメディカル薬剤師の清水紀恵です。

少し前になりますが、「ビューティーワールド ジャパン 東京」に行ってきました。これは美容に関する最新の製品やサービス、技術などが国内外から集まる総合ビューティ見本市なんですが、とにかく楽しくて! もちろん勉強にもなりました。

 

さて、今回は「紫外線対策」です。

紫外線への対策は一年中必要ですが、やはり夏は特別。ポイントを知ってしっかり対策しましょう。うっかり日焼けしてしまった時のケアもご紹介します。

 

■対策の第一歩は、日焼けのメカニズムを知ること

紫外線を浴びると皮膚のメラノサイトが活性化してメラニンが生成し、黒くなります。これが「日焼け」です。でもこの反応は急激に起こるわけではありません。最初はほてったり赤くなったりしますよね。皮膚が黒くなるのは紫外線を浴びてからおよそ3~4日後。そのため「日焼けした」と気づいた時にはすでに手遅れということもあります。また同時に紫外線が起こす肌の炎症はシミやそばかすの原因にもなります。

 

つまり、紫外線対策は早めが肝心なんです!

まずは「紫外線を防御すること」、そして「日焼けした可能性がある時はできるだけ早く、遅くても72時間以内にケアすること」が必要です。

 

■日焼け止め剤の選び方・使い方

夏はアウトドアレジャーやスポーツ時だけでなく、普段の生活でも強い紫外線にさらされるので、日常的に日焼け止め対策が必要です。

その中で今回は、日焼け止め剤について書いてみます。

 

【シチュエーション別に用意して使い分ける】

日焼け止めを選ぶ時、数値や「+」が大きい方が良いと思っていませんか?

日焼け止めの表示にある「SPF」は、UV-Bという短い波長の紫外線を防ぐ効果を表す数値で50+が最強、「PA」は「UV-A」という長い波長の紫外線を防ぐ効果を表していて、PA+~PA++++まであります。

 

ただし、しっかり日焼け防止したいからといって、いつもSPFやPAの高いものばかりを使っていると、常時肌に負担をかけることになってしまいます。また、落ちにくいタイプの方が日焼け止め効果が続くと思いがちですが、落ちにくいということも肌への負担は大きいと知っておきましょう。

 

つまり、日焼け止めは、シチュエーション別に使い分けるのがコツ。

SPFでいうと、外出時も、お散歩なら10~20、屋外でのレジャーなら30,炎天下や海辺では50というように、浴びる可能性のある紫外線量を考えて使い分けることで、トータルで肌への負担を減らせます。

 

【自分の肌に合ったタイプを選ぶ】

日焼け止めには紫外線を防御するために「紫外線吸収剤」か「紫外線散乱剤」が配合されています。

吸収剤タイプは、紫外線を防ぐ力が強く、使用感も軽くのびがよいので、ついこちらを選びたくなりますが、肌への刺激は散乱剤タイプより強いので敏感肌の方は注意してください。

対して散乱剤タイプは、白色の粉末が使われているので塗った時に白浮きしてしまうこともありますが、ベールのように肌をおおうため、肌にかかる負担は軽くなるといえます。

 

また、アルコールが含まれているものはさらっとした使用感が心地よいのですが、こちらもアルコール過敏症の方や敏感肌の方は注意した方が良いので、日焼け止めを購入する時は使われているかどうかをチェックしてくださいね。

 

あとは、香りが強いものは香料が多いのかもと考えたり、防腐剤の有無をチェックするのもよいでしょう。

 

個人的には上に書いたような選び方に加えて、保湿成分が入っているものを選ぶことも多いです。日焼け止め自体で乾燥するので、肌のためにできるだけ保湿成分をとりいれたいと思っているからです。

 

【しっかり効果を得るための日焼け止めの塗り方】

塗り心地も大切ですが、3時間おきに塗り直すのって実はかなり面倒です。なのでミストタイプやスプレータイプも併用することをおすすめします。髪も紫外線のダメージを受けますが、ミストタイプだと髪にも使いやすいです。

 

塗り忘れ、塗り漏れが多いのは、うなじ、膝裏、耳、足の甲など。そして意外とデコルテもしっかり塗布できていないことがあるので日焼け止め効果をしっかり得たい時には要チェックです。

 

***

今回は、日焼けのメカニズムや日焼け止めの使い方などについて美容好き&薬剤師の視点から書いてみました。

次回は、それでも日焼けしてしまった時のレスキュー方法について書く予定です。

 

暑い日が続きますが、日焼けにも注意して、美しく健康な日々を過ごしましょう!

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