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理学療法士が解説【訪問リハビリ】実はこんな使い方もできるんです!【武井No.22】

とまと訪問看護リハビリステーションの武井です。

8月になっても新型コロナの感染拡大がとまりません。とまと訪問看護リハビリステーションでも、毎日報道される感染者数の増加に危機感を強めています。

 

今までも訪問リハビリについていろいろ書いてきましたが、今回は「訪問リハビリの使い方」です。意外と知られていないこともありますので、参考にしていただければと思います。

 

■訪問リハビリは使えないと思い込んでいませんか? 

「自分(家族)の状態では、訪問リハビリは使えない」と思いこんでいて、ケアマネージャーさんに相談することもしていないという方の中にも、実は訪問リハビリが利用できる方がいらっしゃいます。

 

また、リハビリ=身体を動かす訓練というイメージが強すぎて、それ以外のことは対象外だと思われがちですが、そうではありません。

 

訪問リハビリが使えて、しかも大いに効果が見込める例を挙げて解説してみます。

 

○退院後のリハビリは、入院していた病院に通って行う必要があり、訪問リハビリは使えないと思っている

⇒機器を使ってのリハビリは自宅ではできませんが、退院後に自宅で安心して過ごすためには訪問リハビリの利用が適しています。自宅の環境評価(https://cluster-medical.co.jp/blog/archives/285)を行うことや、外出する時の注意などで、日常生活の不安を取り除いていきます。

車の乗り降りをスムーズに行う方法や玄関から車の場所まで安全に歩いていくための方法の練習、自宅内や散歩コースで注意しなければいけない場所を助言するなど、自宅で行う訪問リハビリならではのメリットがあります。

 

○身体の衰えを感じる(介護者からみて活動量が落ちてきている)が、どの部分の機能が落ちているのかがはっきりしないのでリハビリ対象ではないと思っている

⇒廃用症候群予防のために訪問リハビリが利用できます。リハビリで身体機能をみながら落ちてきた機能の改善をはかることはもちろん、リハビリ自体が気分転換になって良い結果につながることが多いのも見逃せません。

 

○「寝たきり」「痛みがひどい」といった理由で、リハビリは無理と諦めている

⇒結論からいうと無理ではありません。

わたしが経験した例でいうと、痛みがひどくてベッドから起きられない、ゆっくり眠ることもできないという方がいらっしゃいました。最初はケアマネージャーさんからも「リハビリできるでしょうかね?」といわれていたのですが、実際に訪問して、動きの練習や寝起きの練習とかを行うと、痛みがでなくなったのです。それまでは痛みで寝返りもうてない、痛くてトイレも間に合わないことも多いという状況でしたが、動作指導で痛みが改善できたことでQOLがぐんと上がりました。自宅で行う訪問リハビリならではの成果だと思います。

 

○病院で自分で気を付けて身体を動かすようにいわれているがやり方がよくわからない

⇒訪問リハビリでその方に応じた自宅でできる方法を指導します。時には自主トレーニング表を作成することもあります。

 

○福祉用具の使い方がよくわからないけど誰に聞けばよいのかわからない

⇒まずその福祉用具がご本人に合っているかどうかをみた上で、「こういう時にこうして使うとラクじゃないですか?」と具体的に利用しながら使い方を共有していきます。

例えば、杖の使い方は典型的です。今まで杖を使った事ない方が杖を使うと持ち方から始まり、杖をつくタイミングも最初は難しく、逆に歩きにくいなどの話もよく聞きます。

利用者さんがあまり意味が無いと思われていた用具も「なるほどこうして使うと確かにラクだ!」といわれることもあります。

 

■実はリハビリを「併用」できることもある!

あまり知られていませんが、リハビリを2ヶ所で行ったり、2つの事業所の訪問リハビリを利用することも場合によっては可能です。

気になる方はケアマネージャーさんに相談してみてください。

 

○通所リハビリやデイケアと訪問リハビリの併用

基本的には外出できる方は通所リハビリということになっていますが、自宅での生活に不安がある方は訪問リハビリも適用になり、併用することができます。

 

○訪問リハビリの併用

クリニック、病院などの「訪問リハビリステーション」と、とまと訪問看護リハビリステーションのような「訪問看護リハビリステーション」の併用もできることがあります。

 

*****

一般にはリハビリテーションというと、どうしても運動療法のイメージが強く、特に「訪問リハビリ」の実態については介護関係者以外にはあまり理解されていないようにも感じることがあります。

しかし「訪問リハビリ」はこれからますます重要になってくると思うので、今すぐ必要としているご本人やご家族の方はもちろん、そうでない方も含めて、より多くの人に認識が広まって欲しいですね。

 

次回は、引き続き、訪問リハビリに向く人、向かない人について、また実際の様子を書いてみたいと思います。

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