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訪問リハビリの現実<その2>病院からの訪問リハビリと訪問看護ステーションからの訪問リハビリの違い【武井No.3】

とまと訪問看護リハビリステーションの理学療法士・武井です。

まだまだ寒い日が続きますが、訪問リハビリに行く途中にふと梅の花の香りに気づいたりすると、春が少しずつ近づいてきているなぁと感じます。

 

さて、今回は業態による訪問リハビリの違い、それに加えて私が勤務しているとまと訪問看護リハビリステーションの様子について書いてみようと思います。

 

まず、訪問リハビリに携わるには大きく分けて2種類あります。

1)病院やクリニックの訪問リハビリステーション

2)訪問看護リハビリステーション

理学療法士や作業療法士が訪問リハビリ業務に就く場合、上記の2種類の勤務先のどちらかに所属することがほとんどです。

私は以前のブログで書いたように(とまと訪問看護リハビリステーションの理学療法士・武井勇憲です【武井№1】 | | 株式会社クラスターメディカル (cluster-medical.co.jp))、理学療法士として最初は病院に勤務し、その病院の訪問リハビリを経験した後にクラスターメディカルに入社しました。つまり両方を経験しています。

2種類の訪問リハビリを経験してわかったのは、次のようなことです。

 

訪問リハビリステーションのメリットは、なんといっても自分のところにドクターがいること。ドクターからの情報も豊富ですし、気軽にドクターへ相談する事ができます。

ただし、看護師との連携は希薄な印象がありました。

 

一方、訪問看護ステーションのメリットは、クラスターメディカルのように「訪問看護リハビリステーション」だと、看護師さんとの距離が近いこと。これはすごい強みです。

なぜなら、訪問リハビリの時に気になったことがあれば、気軽にステーションの同僚である訪問看護師に相談できるからです。

例えば、訪問した時に利用者さんの状態が良くないように思えたら、早めの受診を勧めた方がいいのか、あるいは今すぐ救急搬送が必要かなどがすぐに聞けます。

それほど重篤でなくても、リハビリ中に軽い外傷や湿疹などに気づいた時なども看護師さんに相談できるので、訪問リハビリスタッフにとってかなり心強いといえるでしょう。

 

そして訪問リハビリステーションと訪問看護ステーションにはもうひとつ大きな違いがあります。

あまり大きな声ではいえませんが…訪問リハビリステーションの場合、基本どれだけ訪問リハビリを行っても給与は同じです。でも訪問看護ステーションだとインセンティブがあるのでやればやるほど収入は増えるんです!

なので思いっきり訪問リハをやってみたいというガッツのある方は訪問看護ステーションに、いや、クラスターメディカルの訪問看護リハビリステーションに来てください!職場の雰囲気も良くて働きやすいですよ。

 

ただし、応募される方にひとつだけ注意(?)があります。それは、とまと訪問看護リハビリステーションでは衛生面などをかなりシビアに管理しているということです。このあたりの話は、所長の鈴木もブログに書いていますが、正直、ほかの訪問看護リハビリステーションでの勤務経験がある方には厳しすぎると思われるかもしれません。

でもそれは、ひとえに利用者さん、そして我々スタッフを守るためなのです。

昨年からの新型コロナの流行で消毒や感染予防がクローズアップされていますが、それ以前から訪問看護・リハビリにおいてこの点を重視してきたことはとまと訪問看護リハビリステーションの誇りでもあります。

そういう意味でも「安心して働ける」訪問リハビリ、私たちと一緒にやってみませんか?

さぁ、あなたも一緒に

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